1 豊田 均(とよた ひとし)

★プロフィール

1959年生。名古屋市在住。

会員番号NO.7。

平成2年12月入会。

このサイトの初代管理人。

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中国・新疆ウイグル自治区「高昌故城」にて(2000.8.15)

★自己紹介

 このページに最初に登場することになった豊田です。会員番号からもわかるように、私が入会した時には、6人の先輩会員がいました。最初の頃は、先輩の方の稽古の様子をわけのわからないまま、ただ眺めていたものです。その後、仕事や家庭の都合で、一人、また一人と休会する方が続き、気がついてみると、なんと私が一番古い会員になってしまいました。

 さて、私は石造建築、あるいはその遺跡(具体的には、エジプトのピラミッドやカンボジアのアンコールワットのことです)が好きです。石やレンガ造りの建物を見たり、その中に入ったりすると、雑念が消えて、心が透き通っていくように感じます。特にそうした遺跡を訪ねると、当時の権力者たちは何を考えて、このようなものを作ったのだろうか、また、当時、そこで普通に暮らしていた人たちは、どのような思いでこれらの建物を見たのだろうか、などいろいろな考えが心をよぎり、その場所から動けなくなってしまいます。

 写真は、昨年お盆休みを利用して訪れた、中国・トルファン郊外にある高昌国(5〜7世紀)の城跡です。高昌国は、玄奘三蔵がインドへ行く途中に滞在し、大歓迎を受けたと西遊記に記されていることで有名な国です。世界で海から一番離れたところにある盆地と言われるトルファン盆地に、華麗な仏教王国が繁栄していたことにあらためて驚きを感じるとともに、今、自分が歩いているこの同じ地面の上を、1000年以上前に三蔵法師も歩いたのかもしれないと思うと、不思議な感動をおぼえました。

 行きたい遺跡はたくさんあるのですが、お金と時間がないので、なかなか行くことができませんが、仕事のこと(能のことも?)を忘れることのできる旅に、また出かけたいと思っています。 

★穂高先生からの一言

 『仕事の処理能力は、吉野家より速く、SEIKOの時計よりも正確、知識量は総合商社級、我が会の知恵袋です。あとは、舞台上での力強さがあればと思います。』

★次回の会員

次回は、加藤剛さんです。

 

【筆者のひとり言】

 会員の紹介を掲載することで、この会に親しみを持っていただければと思い、このページを企画しました。でも、自分で書いてみるとなかなか言葉が出てこなくて、むずかしかったです。「穂高先生からの一言」は、誉めすぎでちょっと恥ずかしいです。でも、本当におっしゃりたかったのは、最後の一言だろうと思っています。

 

 

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